OEMパーティションの削除

ノートパソコンやデスクトップパソコンから取り出したHDDを初期化する際にディスク管理ツールからでは削除できないパーティションが残る場合があります。大きな領域ではないのでそのまま無視してもよいのですがせっかくならきれいにして使いたいので削除する方法を調べました。

1.OEMパーティション

自分の環境では以下のように2.5インチのHDDに14.75GBのOEMパーティションとやらが残っています。

このOEMパーティションはディスク管理ユーティリティからでは削除できません。OEMパーティションとはシステムリカバリ用のファイルがある領域で再セットアップ時に使用するようです。しかし取り出したHDDをシステム領域としては使用しないので全部消してしまいます。

2.diskpartユーティリティ

ファイル名を指定して実行からcmdと入力してコマンドプロンプト画面を表示。

そこでdiskpartコマンドを入力します。

別のDos画面が表示されバージョン情報とコンピュータ名が出力されます。

list diskコマンドでHDD一覧を表示させます。

select disk 3 で298GBのハードディスクを選択します。

ちなみに29GBのディスク2はMicroSDカードです。

3.partition操作

ここからパーティション操作です。

list partition でDisk3内のパーティションを表示します。

削除したいのは14.75GBのOEMパーティションである2です。

select partition 2 でパーティション2に移ります。

delete partition でパーティションを削除します。

通常の削除ではエラーになりました。

force protected パラメータを指定しなさいとしかられます。

delete partition override と入力して強制削除します。

削除成功しました。Diskユーティリティで結果を見てみます。

14.75GBが未割り当てになってきれいに削除されました。

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