複数のメールアカウントを一元管理できる機能性と洗練されたUIで評判のオープンソースWebメーラーRAINLOOP。前回の記事ではDocker環境にインストールするまででしたが、今回はRAINLOOPの設定手順を説明します。
目次
1.初期設定
(1)管理画面
まずは管理画面にログインしRAINLOOPの初期設定を行います。以下の様にURLのパラメータに?adminを指定してURLを開きます。
https://hoge3.dip.jp/?admin
初期Login :admin
初期Password:12345
(2)言語設定
この画面が表示されます。
言語を2箇所English→日本語に変更します
(3)セキュリティ設定
サイドバーのセキィリティより以下の画面を表示し管理ユーザ―名とパスワードを変更します。
現在のパスワードを入力し、新しいユーザー・新しいパスワードを設定します。設定したユーザ―パスワードは次回ログインで使用しますので忘れないようにメモしておきましょう。
(4)ドメイン設定
webメールで使用するメールサーバドメインと接続設定を登録します。gmailやyahoo,hotmailの設定はデフォルトで登録されていますので不要です。
(5)エイリアスの設定
エイリアスとは実際のメールアドレスのことでメールアドレスを構成しているのがドメインになります。エイリアスを登録するとエイリアスがログインIDにパスワードは設定したエイリアス(メールアドレス)のパスワードとしてrainloopWebメーラーにログインできるようになります。
2.WebメーラーRAINLOOPへのログイン
(1)エイリアス指定でログイン
初期設定で登録したエイリアスを指定します。
パスワードにメールアドレスのIDに対応するパスワードを設定します。
(2)Webメーラー画面
ログインに成功するとエイリアスで入力したメールアドレスのメールが受信できます。
3.複数メールアドレスの管理
(1)エイリアスの追加
RAINLOOPの特徴である複数メールアドレスを簡単に切り替えられるようエイリアスを追加します。右上のエイリアス選択画面からアカウント追加を選択しエイリアスと対応するメールアドレスのパスワードを入力します。
(2)追加されたアカウントの利用
追加されたアカウントに切り替えるとRAINLOOPはエイリアスで指定されたメールサーバにログインをしメーラー上に受信メールを表示します。切り替え時のレスポンスも良好です。
4.参考にさせて頂いたサイト
PHP製WEBMAIL「rainloop」はUIがキレイさん – Qiita
Webメーラー RAINLOOPをインストール
無料webメーラーRAINLOOPを自宅サーバにインストール | 自宅サーバの整理箱
ありがとうございます。