メールサーバ間の通信経路暗号化

メール送受信用のPOP3/IMAP4/SMTPプロトコルでは、メール本文や認証用パスワードが暗号化されないため、盗聴によって悪用される可能性があります。

そこで、メールサーバと接続する端末との送受信経路を暗号化しパスワードが盗聴されないようにします。SSL/TLS証明書を得るには openssl コマンドで秘密鍵と証明書のセットを作成する必要がありますが、この作業を簡略化する Makefile が openssl パッケージとともにインストールされています。ここではこれを使用してサーバ証明書を作成します。

1.サーバ(自己)証明書の作成

2.Postfixの設定ファイル設定

Postfixを再起動する。
systemctl restart postfix

3.Dovecotの設定

Dovcotを再起動する。
systemctl restart dovecot

4.セキュアポートの開放

POP3s/IMAP4s/SMTPsで使用する以下のポートを開放します。

このあと、クライアントから、接続するポートをメール送信:SMTPS、メール受信: IMAP4Sに変更すればメールサーバとクライアント間の暗号化通信が実現できます。

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