CentOS7にphpMyAdminをインストール

MariaDBをブラウザから操作できる便利なツールphpMyAdminをCentOS7のnginx環境にインストールします。MariaDBはコンソールからCUIのmysqlコマンドからも操作できますがやはりGUIの方が断然効率が良くなります。但し、外部に公開するとセキュリティーリスクになりますので内向きの閉じたLANで使用する方が良いでしょう。どうしても外部から使用したい場合はBasic認証やIPアドレス制限をなどの対策は是非しておきましょう。

1.phpMyAdminのセットアップ
(1)ダウンロード

phpmyadminのオフィシャルサイトを参照しダウンロードする最新版のバージョンを確認します。確認ができたら下記のコマンドでダウンロードします。ダウンロードできたら展開します。

(2)Webディレクトリへ配置

解凍したディレクトリ「phpMyAdmin-4.6.6-all-languages」をWeb公開用ディレクトリに移動します。

(3)ディレクトリオーナー変更

phpmyadminディレクトリのオーナーをnginxに変更します。

php.iniにセッションパスの定義をしていない場合は以下の行を追加します。

phpmyadminが使用するセッションパスにnginxが書き込めるようにします。

2.phpMyAdmin用設定ファイル

phpmyadmin用の設定ファイルを作成し必要な値を定義します。

インストールディレクトリにある、config.sample.inc.phpをコピーしてconfig.inc.phpを作成します。

config.inc.phpを開いて$cfg[‘blowfish_secret’](パスフレーズ)にランダムな32桁よりも長い文字列を設定します。UIの日本語化対応とmysqliの有効化設定を行います。

3.nginx公開用の設定

nginxをサブディレクトリで運用する際の定義ファイル設定の抜粋です。

4.確認

phpmyadminのURL(例:http://XXXX.com/phppmyadmin/)にアクセスします。下記のような画面が表示されれば成功です。

MariaDBに設定したIDとパスワードを入力してログインします。

ログインに成功すると下記のような画面が表示されます。

これでGUIからMariaDBを操作することができるようになりました。

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